そもそも遠赤外線とは何か?なぜ暖かくなるのか?
遠赤外線というのは、電磁波の一種です。電磁波と聞くと、難しそうに感じる人も多いでしょう。電磁波には紫外線やX線、マイクロ波などがあります。赤外線も電磁波の一種で、遠赤外線というのは、赤外線をさらに細かく分けたうちの1つです。
可視光線の中では波長が長い光は赤色で、波長の短い光は紫色ですが、電磁波を分類する際には、波長の長さを基準にします。赤外線は赤い光よりも波長が長いため、赤い光の外側にあるという意味で、そのような名前が付けられています。そして、遠赤外線は赤外線の中でも、さらに波長が長い電磁波です。可視光線から遠い赤外線とことを意味しています。
遠赤外線は基本的に全ての有機物が発していて、当たった物体を直接温める働きがあります。遠赤外線を発するものとの間に、風などが吹いたとしても、温める働きに影響がないのが特徴です。形のある物ではないため、遠赤外線そのものが冷やされることもありません。太陽光にも遠赤外線が含まれており、日差しを浴びると暖かいと感じるのは、遠赤外線があるためです。
遠赤外線の毛布は、遠赤外線を特に多く放出する有機物を、練り込んで使用しています。例えば、化石サンゴを使っている、遠赤外線毛布が多いです。電気毛布を使うよりも暖かく感じることもあるでしょう。毛布の他に、遠赤外線のひざ掛けなどもあり、毛布と同じように、化石サンゴを練り込んでいるものが多いです。
暖かい以外にも健康効果の多い遠赤外線
電磁波の中には、人体に悪影響を及ぼすものもあるため、遠赤外線はどうなのか心配になる人もいるでしょう。しかし、遠赤外線は人体には無害です。遠赤外線を浴びることで、健康を害するようなことはありません。むしろ遠赤外線は、健康に好影響を与えることが多いです。冷え性などで、身体を温めて眠りたい人以外に、健康効果を期待して、遠赤外線の毛布を使っている人もいるでしょう。
例えば、遠赤外線には、分子同士がくっつくのを阻害する働きがあります。血液がドロドロになっている人の中には、分子同士がくっついて、血流を悪化させている例も多いです。分子がくっついて大きくなると、どうしてもスムーズには流れにくくなってしまいます。
遠赤外線を浴びることで、分子同士がくっつかず、小さなままの状態を保つことで、血流が改善するでしょう。血液をサラサラにしたい人は、遠赤外線の毛布を使ってみるといいかもしれません。
分子が小さい状態のままであることは、老廃物の排出も促します。老廃物も分子が大きいと、一ヵ所に止まりやすいです。そのため、なかなか排出されないことがあります。遠赤外線を浴びて、分子を小さいままに保てば、老廃物もスムーズに排出されるようになるでしょう。代謝の向上も期待できます。
また、遠赤外線を浴びて温まった場合には、なかなか冷えにくいです。ストーブなどで温まると、温風に当たっているときは暖かくても、消すとすぐに冷えてくるでしょう。これは、温め方の違いです。ストーブは近赤外線で温める仕組みですが、近赤外線は表面しか温めません。そのため、温めるのを止めると、すぐに冷えてしまいます。遠赤外線なら、身体の内部から温める仕組みであるため、いったん温まるとなかなか冷めません。身体の芯から温まれるのです。
掛け毛布だけでなく敷き毛布も使うとより暖かい
遠赤外線の毛布を使ってみようと検討している人の多くは、掛け毛布だけ買おうとするかもしれません。通常の毛布を使っている人でも、敷き毛布と掛け毛布の両方を使っている人は、少ないでしょう。
しかし、遠赤外線の毛布は敷き毛布と掛け毛布を両方使ってこそ、効果があります。掛け毛布だけでも、通常の毛布と比べると、かなり暖かいですが、両方使えば、冬でも電気毛布やあんかなどを使用しなくても済むことが多いです。今まで電気毛布やあんかを使用していた人なら、その分の電気代がかからなくなるので、金銭的にもお得でしょう。
また、遠赤外線の敷きパッドもあります。敷き毛布よりも手軽に使えて、値段も少しリーズナブルです。敷き毛布までは使わなくていいと考えている人は、敷きパッドを使ってみてはどうでしょうか。
遠赤外敷き毛布や敷きパッドを購入するなら、櫻道ふとん店さん(http://www.sakuramichi3776.co.jp/)の温泉毛布(http://www.sakuramichi3776.co.jp/products/list-moufu/)がおすすめです。化石サンゴを使用しており、名称通り、温泉に入っているような気分になれます。冷え性の人でも、毎晩快適に眠れるでしょう。比較的リーズナブルなアクリルなどの素材のものから、カシミヤなどの高級素材のものまであります。
まとめ
遠赤外線の毛布は、電気を使わず身体の芯まで温めます。血行を良くしたり、老廃物の排出を促すなどの健康効果も期待できて、冷え性を改善したい人にピッタリです。敷き毛布と掛け毛布を合わせ使うとより効果的なので、ぜひ使ってみましょう。