敏感肌の毛布選びでおすすめなのは綿毛布!避けたい素材は?

敏感肌の毛布選びでおすすめなのは綿毛布!避けたい素材は?

普段毛布を使っていて、なんだか痒い、または痛いと感じるなら敏感肌の傾向があるかもしれません。敏感肌には、敏感肌に適した素材の毛布がおすすめ。敏感肌によくない毛布の素材から、敏感肌におすすめの毛布まで、ひととおり特徴を紹介します。

 

この記事は約5分で読み終わります。

敏感肌の人が避けたい毛布

敏感肌の毛布選びでおすすめなのは綿毛布!避けたい素材は?

敏感肌とは刺激を感じやすい肌のこと。ただ、どこからどこまでが敏感肌という定義はなく、一般的にアトピーなどの病気までではないものの、常に刺激を感じやすく皮膚トラブルを起こしがちな肌を指すことが多いです。

敏感肌の場合、普通の人では感じない刺激にも敏感に反応してしまうので、普段の生活から気を遣っていることと思いますが、使用している毛布はどうでしょうか。普段使用している毛布の素材次第では、敏感肌を悪化させている可能性があります。

肌に刺激になる毛布の素

肌の刺激になりやすい毛布素材は、以下のような素材です。
・ポリエステル
・アクリル
・ウール

ポリエステル、アクリルは化学繊維、ウールは天然系の獣毛に分類されます。敏感肌にもかかわらず、このような素材の毛布を使っている人は要注意です。

化学繊維が敏感肌によくない理由

ポリエステルやアクリルなどは毛布の素材としてよく使われますが、こうした化学繊維は敏感肌にはよくありません。化学繊維は、速乾性があることから、肌の水分を奪い、乾燥を促進させてしまうためです。

乾燥すると肌トラブルが起こりやすくなり、痒い、痛いなどと感じてしまいます。さらに化学繊維の多くは静電気を起こしやすく、敏感肌によくありません。

ウールが敏感肌によくない理由

化学繊維ではありませんが、ウールも敏感肌によくありません。理由は、ウールの断面が角ばっていて、かつ繊維が太いため。肌にチクチクとした刺激を与え、痒みや痛みの原因になります。どうしてもウール毛布を使いたいなら、通常のウールよりも繊維が細かいメリノウールを試してみるといいかもしれません。

敏感肌には綿毛布がおすすめ

敏感肌の毛布選びでおすすめなのは綿毛布!避けたい素材は?

敏感肌には、化学繊維やウールなどの肌を刺激する素材でできた毛布は向いていません。おすすめは綿毛布です。綿毛布が敏感肌にいい理由4つを紹介します。

おすすめの理由1.毛羽立たないので刺激が少ない

毛羽立ちとは、表面の毛が摩擦により立った状態のこと。毛羽立ちはさまざまな原因で起こりますが、繊維の性質上、獣毛や麻、絹などに起こりやすいです。毛羽は肌を刺激し、肌トラブルの元にもなってしまいます。綿毛布は毛羽がもともと起こりにくい素材なので安心です。

おすすめの理由2.通気性と吸湿性がいい

汗をかいて放置すると、肌が乾燥してしまいますが、この乾燥は敏感肌にとっても大敵です。綿毛布は吸湿性がよく、湿気を適度に取り除いてくれるので汗によるトラブルを防いでくれます。また、綿毛布は通気性のいい素材なので、ムレによる雑菌の繁殖を防止するのにもいいです。

おすすめの理由3.丸洗いができる

肌トラブルは、汗や雑菌などで汚れて清潔でないと起こりやすいです。そのため、あまりメンテナンスができない繊維は敏感肌を悪化させてしまいます。綿毛布は天然繊維でありながら、丸洗いができるので、そうした汚れによるトラブルを考えなくて済みます。洗いやすく清潔を保てるのも綿毛布のメリットです。

おすすめの理由4.静電気が起きにくい

静電気は、肌トラブルの原因にもなるゴミやほこりを寄せ付けやすいです。綿毛布はあまり静電気が起きる素材ではないので、そうした静電気による肌トラブルを防げます。

オーガニックコットンという選択肢

綿毛布が敏感肌におすすめの理由を紹介してきましたが、肌への負担軽減を考えるならオーガニックコットンという選択肢もあります。栽培段階で農薬や化学繊維を使わない綿です。通常の綿毛布よりも高価で洗濯すると縮みやすいデメリットもありますが、肌負担を考えると、できればオーガニックコットン100%のものを選んだ方がいいです。

櫻道ふとん店では、敏感肌にぴったりのウール&綿の温泉毛布が取り扱われています。片面ウール、片面綿で両方の素材のメリットを感じられるのがポイント。綿を肌に触れるようにすれば、アトピー含め敏感肌の人でも問題なく使用できます。

冬用のガーゼケットも肌にやさしい

敏感肌の毛布選びでおすすめなのは綿毛布!避けたい素材は?

綿毛布と同じ綿でできたガーゼケットも敏感肌にはおすすめです。ガーゼケットとは、綿でできた薄いガーゼを何重かにして作られた毛布のこと。肌触りがよく、綿毛布と共通するようなメリットも持っています。ガーゼケットがおすすめの理由をいくつか紹介します。

おすすめポイント1.吸湿性に優れている

ガーゼケットは、綿毛布と同じ綿でできていることから、吸湿性に優れています。汗による乾燥やムレを防ぎ、肌トラブルの原因を取り除きます。冬用のガーゼケットも例外でなく吸湿性が高いです。

おすすめポイント2.軽くて扱いやすい

綿毛布と比べて、ふわっと軽いのがガーゼケットの特徴。密度が粗いため、見た目以上に軽いです。冬場は毛布や布団を重ねがちですが、何重にも重ねてしまうと寝苦しくなってしまいます。ガーゼケットはもともとが軽いので、冬場にもぴったりです。

綿毛布との違いは保温性

ここまでガーゼケットが敏感肌におすすめの理由を紹介してきましたが、綿毛布と共通している部分も多いことがわかります。それではなぜ冬用のガーゼケットがおすすめなのか。理由は、綿毛布と比較したときの保温性の違いです。

綿毛布は吸湿性や通気性に優れている素材ですが、保温性が高くありません。夏ならそれを涼しく感じますが、寒い時期は布団との組み合わせを考えないと寒い思いをします。

一方の冬用ガーゼケットは、綿毛布と違って保温性があるので、冬でも安心。もちろん布団は必須ですが、冷えることなく眠りにつけます。

まとめ

肌トラブルを起こしやすい敏感肌は、毛布の素材にもこだわるべき。おすすめは、肌に優しい綿毛布やガーゼケットです。しかし、こうした綿素材の毛布は薄手なので暖かさに不安を覚える人もいるかもしれません。十分な暖かさが欲しいなら、櫻道ふとん店のウール&綿の温泉毛布を検討してみるといいでしょう。普通の毛布との違いを体感してみてください。