毛布をお手入れして、長く使う!毛布の洗い方・クリーニングに出す方法

毛布は肌寒くなってきたら1枚あると非常に便利ですが、長持ちさせるためには正しい手入れの方法も知っておく必要があります。例えば、毛布の洗い方や干し方についてです。 今まで素材や洗濯表示を気にせずに洗濯をしたり、干していた人はこれを機会に正しい毛布の手入れを学びましょう。

 

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毛布の洗い方は2パターンある

私達は睡眠時にコップ1杯~2杯の汗をかくと言われています。睡眠時の汗や皮脂汚れによって毛布が汚れてきたら、洗って綺麗な状態にしましょう。毛布の洗い方には下記の2通りの方法があります。

自分で洗う

毛布は大きいものもあり自分で洗えるのか、心配な人も多いでしょう。まずは、毛布に付いている表示を確認してください。洗濯機マークや、手洗いのマークが付いていれば自分で洗うことができます。

基本的にアクリル毛布は自宅の洗濯機で洗うことができます。

ただしウールやシルクなど毛布の材質によっては、自分で洗うのは無理なものもありますので注意しましょう。

櫻道ふとん店の温泉毛布プレミアムはウール素材の毛布(メリノ種)ですが、自宅の洗濯機でも簡単に洗うことができるのでお手入れしやすいという特徴があります。また、朝毛布から出た後もポカポカが続くと多くの方から好評です。

では、毛布はどれくらいの頻度で洗うのが理想的なのでしょうか?洗う頻度は使う人の体質や年齢によっても異なります。汗かきの人や体温調節が苦手な小さいお子様がいる家庭では

毛布に雑菌や汚れが付着しやすくなります。

毛布の清潔さを保つためには、1か月に1回以上の洗濯やクリーニングをすることが理想的と言われています。

クリーニングを利用する

自宅の洗濯機に毛布が入らない場合や、毛布の素材から洗濯機で洗うことができない、干す場所がない場合などはクリー二ングに出すのがおすすめです。

クリーニングに出すメリットは、毛布の素材にあった洗い方をしてくれるので仕上がりがきれいなことでしょうか。

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自宅での毛布の洗い方

では、自宅で毛布を洗う場合の方法をみてみましょう。

洗剤の選び方

毛布を自宅で洗濯する場合、洗剤にも注意しましょう。毛布に使われている素材はアルカリ性に弱いものが多いため中性のおしゃれ着用の洗剤を使うとよいでしょう。

洗濯機で洗う

毛布を山折り、谷折り、山折り、谷折りと繰り返しジャバラになるように畳みます。さらに90度回転させて小さい正方形を作るようにもう一度ジャバラに畳みます。

これを洗濯ネットにいれて、洗濯機で洗っていきます。洗濯機に洗剤と、柔軟剤をいれて毛布コースやドライコースを選択します。

お風呂の浴槽で洗う

洗濯機が小さくて毛布が洗えない場合はお風呂の浴槽で洗うことができます。

浴槽に40度くらいのお湯をはり毛布をいれる前に洗剤をいれてよくかき混ぜます。毛布を4つ折りにして浴槽にいれて足で踏み洗いをします。

途中で上下、左右を変えて隅々までしっかりと洗いましょう。毛布を洗ったら、毛布の水気を切り一度お湯を全部捨ててもう一度浴槽にお湯をはります。洗い残しがあると皮膚のかゆみやアレルギーの原因になりますので、しっかりとすすぎ洗いをして洗剤を取ります。

浴槽のお湯を捨ててもう1度すすぎ洗いをします。この時に柔軟剤をいれておくと仕上がりがふっくらします。

コインランドリーを利用する

お風呂場で洗うのは、体力と手間、時間がかかります。高齢の方や時間のない方はコインランドリーを利用すれば大きな毛布も簡単に洗うことができます。

しかし、素材がウールで表示に水洗い不可とあるものは洗えませんので気を付けてください。

コインランドリーには、14キロ、21キロなど洗濯機の種類がいくつかあります。一度に洗うことができる毛布や、布団のサイズが表記されていますので洗う量に応じて洗濯機を選びます。

料金は500円~700円程度で所要時間は乾燥込みで40分程度かかります。

干し方のコツ

自宅で毛布を干す場合には、2本の物干し竿を使い毛布がM字型になるように干すと乾きが早くなります。広い場所がない場合は、ベランダなどにかけて何度か裏返しながら全体を乾かすようにしてください。

ただし素材によっては天日干しができない陰干しマークがついているものもありますので、表示を確認して干すようにしましょう。

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毛布をクリーニングに出す場合

毛布の素材で多いのが、化学繊維ならアクリル・ポリエステル、自然素材ならウール・シルク・綿などがありますがどれもドライクリーニングできます。

毛布をクリーニングに出す場合気になるのが料金でしょう。クリーニングの料金は、サイズや1枚仕立てか、2枚の生地を合わせている合わせタイプかによっても異なります。

クリーニング料金の目安として相場をみてみましょう。

シングル(1枚タイプ)500~1,100円

シングル(合わせタイプ)700~1,600円

ダブル(1枚タイプ)800~1,600円

ダブル(合わせタイプ)1,200~2,200円

このようにクリーニング料金を比較すると同じサイズであってもお店によっては、倍の料金がかかることがわかります。事前にしっかりと料金をリサーチしてから持ち込むようにしましょう。

また毛布の素材によっても料金が変わってきますのでお店で確認した方がよいでしょう。

毛布をクリーニングに出す場合、仕上がりまでの日数も気になるところです。4月~5月は毛布をクリーニングに出す人が多く10日以上かかりますが、それ以外の場合はおよそ1週間程度で仕上がります。

また近年人気が高まっているのが、宅配クリーニングです。宅配クリーニングは毛布や布団などをクリーニングする場合車がない人にとって大変便利です。また高齢者や日頃忙しくてクリーニングに行けない人にとっても助かるサービスです。

宅配クリーニングを利用するためには、業者のホームページから会員登録をします。クリーニングしたいものを業者から送られてきた専用バッグに入れて宅配業者または宅配クリーニングに集荷してもらうシステムです。

専用バッグはそのまま布団を入れるとシングルの掛布団、敷布団合わせて2~3枚入る大きさです。それよりも多いクリーニングを希望する場合は業者に相談しましょう。

料金の相場は、1枚900~1,600円となっており多くの業者でサイズごとに料金が決められているのではなく1枚いくらという設定になっています。

またクイーンやキングサイズも集荷袋に入ればOKという業者が多く一度に宅配クリーニングを依頼する場合は一度にする方が安くなることもあるでしょう。

宅配クリーニング業者の中には、毛布や布団を最大9か月保管しておいてくれるサービスもあります。

収納が少ない家庭や、家族が多く布団の保管場所がないという方には翌シーズンまで保管して貰えるのは大変嬉しいサービスです。料金の相場は3枚で13,000~15,000円となっています。

宅配クリーニングの仕上がりまでの日数は、エリアによって多少異なりますが基本的には1週間~10日程度で完了し自宅まで届けられます。

クリーニングから返ってきた毛布は、そのまま保管すると風通しが悪く蒸れてしまいますので、ビニール袋から出して保管しておきましょう。そして翌シーズン使う前には、一度天日干しをして湿気を飛ばします。

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まとめ

毛布などの寝具類はカビや雑菌の温床と言われています。毛布は、睡眠時に長く肌に触れていますので定期的に洗い清潔に保ちたいものです。

クリーニングやコインランドリーを利用するのもよいですが、コスト面を考えると頻繁に洗うことは難しくなります。

このようなことを考えると自宅で手軽に洗える毛布の方が、お手入れしやすく扱いやすいと言えるでしょう。櫻道ふとん店さんの温泉毛布ならお家でお手入れが出来て、しかもポカポカ暖かさが続きます!気になった人は見てみてくださいね。