冷え対策には毛布選びが大切!原因を知って冷えを解消しよう

ポリエステルやアクリルと並んで、綿はよく毛布の素材で使われているものです。それだけ手に入りやすく、扱いやすいのが人気の秘密。そんなメジャーな綿毛布の特徴と上手な使い方を紹介します。

 

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体が冷えてなかなか寝付けない!冷えの原因は?


 

毛布や布団をかぶっていても、体が冷えて寝付けないことがあります。なぜ体が冷えてしまうのでしょうか。冷えの種類とそれぞれの原因を紹介します。

 

手足の冷えと全身の冷えで原因が違う

体の冷え方は、全身が冷えるものと、手足が冷えるものがあります。手足が冷えるタイプは末端の血行がよくないことが原因。冷え性の多くは、この手足が冷えるタイプといいます。

 

一方の全身が冷えるタイプは、ストレスなどが原因。自律神経の乱れにより、血管が常に拡張した状態になり体温が下がってしまいます。

 

冷えのぼせの可能性も

手足は冷えていても、顔がほてって汗をかきやすい人は冷えのぼせの可能性があります。原因は自律神経の乱れ。アンバランスな状況になっているのも自律神経が正常でないためです。冷房の効いた部屋から暑い外に出るなど、極端な温度差があったときにも冷えのぼせは起こりやすくなります。

 

内臓の冷えも原因

内臓の冷えとは、体が芯から冷えている状態のことです。手足の冷えは自覚しやすいですが、内臓は露出している部分ではないので、なかなか自覚できません。冷たいものの摂取や体を冷やしすぎる環境や状況が内臓の冷えを引き起こします。

 

このように冷えにはさまざまな原因と種類があります。毛布の見直しも含め、原因に合わせた冷え対策が大切です。

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睡眠前の冷えを解消する対策方法とは


 

睡眠前にやっておきたい冷え対策を4つ紹介します。

 

半身浴などで体を温める

お風呂タイムは体を温めるのに適した時間。体が芯から温まらないので、シャワーで済ませるのはよくありません。半身浴で体を芯から効率よく温めましょう。半身浴の方法は、38~40℃ほどのぬるいお湯をみぞおちの下くらいまで溜め、20~30分浸かるのみです。お風呂上りは発汗促進のために冷水を口に入れ、口の中に溜めたまま何回か口を動かし吐き出します。

 

体を芯から温める運動を心がける

5~10分程度でいいので、ストレッチやエクササイズなど軽めの運動を取り入れましょう。血行不良の手足の冷えにもいいですし、体を芯から温めるので冷え全般に効果が期待できます。

 

温かい飲み物を飲む

ゴボウやニンジン、ショウガなどを使ったスープの他、紅茶やココアなど体を温める飲み物を意識しましょう。寝る前はカフェインの少ないルイボスティーあたりもおすすめです。緑茶やコーヒーなどは飲み物自体冷えていなくても体を冷やす恐れがあるので、摂りすぎないようにしましょう。

 

湯たんぽやカイロを活用する

冷えが気になる部分や、お腹、首下、足先などの体を温めやすいポイントは、湯たんぽやカイロを使って部分的に暖かくします。温めすぎは冷えのぼせを招くので、ポイントに絞って温めるのが冷え解消のコツです。

睡眠中の冷え対策におすすめな寝具!毛布選びは意外と重要?

 

睡眠中の冷え対策はどうすればいいか、パジャマや毛布など寝具を見直してみましょう。

 

保温性の高いパジャマを選ぶ

肌に直に触れるパジャマは、保温性の高いものを選ぶのがコツ。冷え対策におすすめのパジャマは以下のようなものです。

 

・タートルウォーマパジャマ

冷えスイッチを感じやすい首元までしっかり対策。長め袖で、手首も足首も包み込みます。

 

・ヤクコットン 綾Wガーゼパジャマ

ガーゼの優しい肌触りがうれしい。軽いながらも保温性に優れたパジャマです。

 

・エアニット タートルネグリジェ

首元が寒くないタートルネック型のネグリジェ。空気の層を閉じ込めるエアニットが温かい空気を逃がしません。

 

■毛布を掛ける順番に気をつける

布団の下にするか、布団の上からかけるか、冷え対策には毛布の順番も大切です。毛布や布団の種類にもよりますが、保温を重視するなら布団の上から毛布を掛けるのが正解です。

 

詳しい毛布の使い方は「毛布 使い方」で紹介しています。

 

■毛布の素材に注目する

冷え対策で毛布を選ぶなら、できるだけ体を温めてくれるような素材に注目しましょう。以下、体を温めてくれる毛布の種類です。

 

・ニューマイヤー毛布

・フリース毛布

・ウール毛布

・カシミヤ毛布

・キャメル毛布

・アルパカ毛布

 

ニューマイヤー毛布などの化学繊維系、ウール毛布などの獣毛系は保温性が高く、冷え解消に役立ちます。

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冷え性の人におすすめの発熱毛布とは?


 

特殊な繊維を使った発熱毛布もあります。ウール毛布やアクリル毛布など、通常こうした繊維は、保温はしますが、自発的に体を温めることはありません。発熱毛布は、これらの毛布と違い、自ら熱を生み出せるのが特徴。睡眠時の汗を吸湿することによって熱を発生させるという原理です。

 

発熱毛布を使用することによって、寒さによる中途覚醒を減らせるほか、布団に入ったときのヒヤッとした感覚を減少できます。

 

櫻道ふとん店では、天然遠赤外線により体を芯から温めてくれる化石サンゴを使用した温泉毛布のラインナップを展開。ウールやアクリルなど、素材のバリエーションも豊富でお気に入りの温泉毛布を見つけられます。

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まとめ


 

快適な睡眠のための冷え対策は、お風呂やストレッチなどの日常生活の改善もいいですが、毛布やパジャマなど寝具の見直しも効果的です。毛布には、ウールなどの天然系以外に、より体を温めてくれる発熱毛布もあるので検討してみましょう。櫻道ふとん店さんでは、発毛布団の一種である豊富な温泉毛布が取り扱われています。お気に入りの温泉毛布を見つけてください。