睡眠の質を上げるための電気毛布の効果的な使い方

睡眠の質を上げるための電気毛布の効果的な使い方

寒い時期には、就寝のための暖かい環境を用意するために電気毛布を使うのもいいですね。快適な睡眠をサポートする電気毛布ですが、使い方を誤ると思わぬトラブルに見舞われることもあります。正しい使い方と利用のリスクを知り、自分に合う電気毛布を見つけましょう。

 

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電気毛布の適切な使い方

睡眠の質を上げるための電気毛布の効果的な使い方

寒い時期は、冷たい布団の中に入るのが嫌に感じる人もいるのではないでしょうか。そんな寒さが苦手な人におすすめなのが電気毛布です。電気毛布の適切な使い方を知って、快適な睡眠を手に入れましょう。

■電気毛布は下に敷いて使う

電気毛布がはじめてだと、どのように使うのかわからないものです。電気毛布は、毛布という言葉がついていますが、一般的な毛布のように上からかぶるのではなく、敷布団などの上に敷いて使います。下から体を温める感じです。

理由は効果的に布団の中を温めるため。冷たい空気は下に行きやすいので、下の冷たい空気を電気毛布で温めて底冷えを防ぎます。

■タイマーがないときの使い方

睡眠中、深部体温は下がるため、体のリズムに反して布団の中が暑すぎるとかえって不眠の原因になります。タイマーがないときは、就寝前の布団を温めるために使うのがおすすめ。

就寝30分前に電気毛布の電源をオンにし、布団に入るときに電源を落としましょう。電源を切った後も余熱でしばらくは暖かいので、そのまま眠りにつけます。

■タイマーがあるときの使い方

人によっては布団に入ってもなかなか眠りにつけないこともあるでしょう。タイマー付きの電気毛布は、眠りにつくのに時間がかかる人に向いています。眠るときに30分オフタイマーを起動させ、さらにオンタイマーがあれば体が冷えやすい朝5~7時ごろを目安に弱で起動させるように設定しましょう。

■汚れを防ぎたいなら

先に、電気毛布は体の下に敷いて使うと紹介しましたが、体に直に触れた方が効果的です。ただし、人によっては汚れが気になる場合もあると思います。汚れを防ぎたいなら、電気毛布の上にシーツカバーを敷いて使用しましょう。電気毛布のカバーはあまりないため、通常のシーツカバーで大丈夫です。

電気毛布の使い方を間違うとどうなる?

ここまで電気毛布の正しい使い方を紹介してきましたが、もし悪い使い方をしたらどのような影響があるのでしょうか。電気毛布を正しく使うためにもリスクを知っておきましょう。

■脱水症状に見舞われる

人が汗をかくのは、暖かくなりすぎた体を冷やす体温調整のためです。就寝時に人が汗をかくのは普通のことですが、電気毛布をつけたまま寝ると布団の中が温かすぎて汗を通常より多くかいてしまいます。汗をよくかくということは、同時に体の水分も奪われているということ。体内の水分が少なくなったせいで脱水症状を起こすことがあります。

■低温やけどの危険性もある

電気毛布の注意書きをみると低温やけどについて書かれています。低温やけどになるのは44~50℃程度の人肌よりも少し熱いと感じる温度です。温度を強に設定すると低温やけどになる温度に達してしまうので、長時間の利用には向きません。

しかし、弱や中などより低い温度にしたからといって安心はできないようです。直接電気毛布が触れた状態で寝返りをせずに同じ位置のまま、同じ部分ばかり温められていると、低温やけどになることがあります。

■眠りの質が落ちて睡眠が浅くなることも

人の体は、就寝中は明け方にかけて温度が下がり、起床に向けて温度が上がるようになっています。この温度の上下は、人が深く眠りにつくために大切なこと。

しかし、電気毛布により常に暖かい状況を作ってしまうと体温が思うように下がりません。結果的に睡眠が浅くなることがあります。

このように、電気毛布を誤って使用すると睡眠が妨げられるという本末転倒の展開になってしまうのです。電気毛布によるトラブルに悩まず心地よく眠るには2つの点に注意して使用しましょう。

・電気毛布は長時間電源をオンにした状態にしない
・長めに使用するときはできるだけ低い温度で使う

どんな電気毛布を選ぶといい?

電気毛布は素材で分けると、ポリエステルやアクリルベースのもの、綿ベースのものに分けることができます。使い方は同じですが、機能性など素材の持つ特徴が違うので、自分の悩みに合わせて選択するのがおすすめです。

■ポリエステルやアクリルベースの電気毛布

ポリエステルやアクリルベースの特徴は保温性があること。素材自体に温度を保つ機能があるため、電源オフ後の寒さが心配な人、冷え性の人におすすめです。

ただし、天然素材である綿よりも静電気が起きやすいのがデメリット。服装を同じ化学繊維のものにする、静電気を抑えられる電気毛布を選ぶなど対策が必要です。

■綿ベースの電気毛布

綿ベースの電気毛布は、吸湿性に優れています。しかし、ポリエステルやアクリルのような保温性は期待できないので、冷えよりも就寝中の汗が気になる人におすすめです。オーガニックコットンなど化学肥料に頼らない綿でできたものもあるので、肌に触れる部分が気になる人にもうれしい素材ですね。

ちなみに、ポリエステル・アクリルベースの電気毛布も、綿ベースの電気毛布も洗濯ができます。カバーを上からかけて汚れを防ぐ方法もありますが、汚れの頻度が頻繁でなければ定期的な洗濯での手入れもおすすめです。

まとめ

電気毛布は自動で効率よく体を温め入眠をサポートしてくれますが、使い方を誤ると不眠の原因や低温やけどの原因にもなります。櫻道ふとん店さんの温泉毛布なら朝までポカポカが続いて電気毛布いらず!特殊な繊維によって遠赤外線が発生し、まるで温泉に浸かっているかのような暖かさ。人気商品なので、売り切れてしまうことも。温泉毛布の購入はこちら!(http://www.sakuramichi3776.co.jp/list/all-list.php