毛布を洗濯したらゴワゴワに!その理由とは?
毛布を定期的に自宅で洗濯をするという人もいますが、その時に毛布がゴワゴワになってしまったという人もいるでしょう。毛布がゴワゴワになってしまう理由として下記のようなことがあります。
・洗濯をした際にすすぐ回数が多いと、繊維が傷みゴワゴワした感じになる。
・洗剤を多く入れすぎたり、最後のすすぎが不十分であった場合、溶け残り洗剤が付着し、そのまま乾いて繊維の性質が変わり、ゴワゴワした感じになる。
・直射日光を長時間あてて干した場合、水分が奪われ繊維が固くなってしまうため、ゴワゴワした感じになる。
・ドラム式洗濯機で洗う場合、繊維をたたきながら洗うため毛布の繊維が倒れた状態になりゴワゴワした感じになる。
・手洗い表示が付いている毛布を洗濯機で洗うと質感が損なわれ、ゴワゴワした感じになる。
このように毛布がゴワゴワになるのは、間違った洗濯の仕方や干し方、素材による場合が多いのです。
布団メーカーの中でも、櫻道ふとん店の温泉ケットは、超高級マイクロフリース生地を使っているため、ふわふわとした肌触りで速乾性、吸水性に大変優れています。さらに、自宅の洗濯機で洗うことができるのも嬉しい点です。
また、マイクロフリース素材が静電気や毛玉を防止してくれて、常に快適な睡眠をもたらしてくれます。
毛布をゴワゴワにさせない洗濯方法とは?
では、毛布を自宅で洗う場合、ゴワゴワした感じにならずふんわりとした質感を保つことができる洗濯の方法を見てみましょう。
1、事前に毛布に付着しているゴミやほこりなどを布団たたきや、ブラシで取り除く
2、毛布に付いたシミや汚れも薄めた洗剤を付けて落としておく
3、毛布に付いている洗濯表示が手洗い可となっているか確認する
4、毛布を毛布用の洗濯ネット、または大きめの洗濯ネットに入れて洗濯機に入れる
5、粉洗剤は洗濯時に溶け残りしやすいため、液体洗剤を使う
6、水量を多めに設定して、洗剤の量を守り手洗いモード、毛布モードなどにして弱水流で洗濯をする
毛布をゴワゴワにさせない干し方ってあるの?
脱水をしすぎると、毛布の繊維が傷みゴワゴワになってしまいますし、真夏に直射日光のもとに長時間毛布を干すと水分が無くなってしまいゴワゴワになることがあります。
毛布をゴワゴワにさせない干し方、脱水の仕方、毛布を洗濯する際の適した温度などをみてみましょう。
・水分が減りすぎるとゴワゴワになるため直射日光のもと長時間干さないようにする
・毛布を干す場合陰干しにするか、日光にあてるなら3時間程度にする
・早く乾かせるために物干しを2本平行に置き、毛布をM字に干す
・毛布を早く乾かすために途中で裏返しにする
・脱水後に毛布を手で振り回すと繊維が立ち上がりふんわりする
・ポリエステルやアクリル素材の場合水滴が落ちない程度の短時間脱水にする
・ウール素材の場合、30秒~1分程度脱水する
・乾燥機は繊維を立ち上げる効果があるため上手に使う
・乾燥機を使う場合、ふんわり感を残すためすぐに取り出して干す
・乾燥機を使う場合、タンブラー乾燥禁止の表示がないか確認する
・毛布の繊維を傷めないように洗濯をする時の湯温は60度以下にする
毛布をゴワゴワさせないためにはこのような干し方、脱水のコツがあります。
洗濯でゴワゴワになったアクリル毛布をふわふわにするには?
ポリエステルやアクリル毛布は、一般的に洗濯機で洗っても大丈夫ですが、もし洗濯機で洗った毛布がゴワゴワになった場合、ある物を使うと柔らかく仕上げることができます。
それは、クエン酸です。洗濯の最後のすすぎの時にクエン酸を適量加えてすすぐと、洗剤の持つアルカリ成分をクエン酸が中和してくれるので、毛布の繊維がゴワゴワするのを防いでくれます。
クエン酸は100均などで手軽に購入することができますが、もしない場合は酢でも代用できます。水40リットルに、クエン酸小さじ1杯、酢の場合は大さじ1杯を入れます。
洗濯機から出して干す前に一度、毛布を振るとゴワゴワせず、ふんわりした感じに仕上がります。
毛布をふんわりとさせるためのブラシを使う
この他にも、毛布のふんわりとした感触を復活させるためには、ブラッシングをする方法もおすすめです。
ブラシは、洋服などに使用するエチケットブラシでも構いませんが、ペットの毛並みを整えるペット用のブラシを使うと、毛布の繊維のもつれやゴワゴワを取り除くことができます。
ブラシを使う場合、力を入れて無理にひっぱったりすると摩擦の原因になり、繊維を傷つけてしまうので、優しくゆっくりとブラッシングをしてください。
毛布の素材によっては毛抜けがしやすい、毛玉ができやすいものがありますので、このようなデリケートな素材の場合は、特に注意しましょう。
洗濯でゴワゴワになった綿毛布をふわふわにするには?
綿毛布の場合、洗濯の仕上げに柔軟剤を入れるとよりふんわりとした感じに仕上がります。
また柔軟剤は毛布をふわふわにするだけでなく、静電気を防止する効果もあります。乾燥しがちな冬場には、静電気防止としても柔軟剤を入れておくと安心です。
この他にも、柔軟剤には繊維同士の滑りがよくなるため、毛羽立ちや毛玉ができにくくなったり、ほこりや花粉の吸着を防ぐという効果もあります。
ただし、柔軟剤は定められた量を守って使うことが大切です。ふんわりさせたいと思い柔軟剤を既定の量よりも多く使用する方もいますが、多く使うことで毛布の吸水性が奪われ、ゴワゴワしてしまいます。
まとめ
毛布を綺麗にしようと自宅で洗濯をして、乾いた毛布がゴワゴワになったらがっかりしてしまいます。
毛布をゴワゴワにせず、ふんわりとさせるためには洗濯の仕方、干し方に加え、素材も大きなポイントになります。
また万が一洗濯をしてゴワゴワになってしまっても、上記のようなふんわりとさせるコツを覚えておくと、すぐに対応できるので安心です。
睡眠は私達にとって大変重要なものですし、人生の中でも多くの時間を費やすため、ふんわりした毛布で快適に過ごせるようにしたいものです。