布団の上から毛布をかけているなら3月がしまう目安
布団の上にかけている毛布は3月頃を目途にしまうようにしましょう。日によって肌寒い日もありますが、3月を迎えると徐々に暖かくなっていきます。
布団の上にかけている毛布は体の熱を逃がさないために使うものですが、4月頃には湿度も上がってきます。この時期になっても毛布を使っていると、暑がりの方は寝汗をかいてしまうかもしれません。上にかけるような厚手の毛布は布団にフタをしてしまうので使用を避けましょう。
もちろんお住まいの地域によって気温差はありますが、その場合でも肌掛け布団と薄手の毛布を使って調整できるくらいには暖かくなってきているのではないでしょうか。遅くても桜が咲く時期には薄手の毛布に変えるようにしましょう。
5月ごろを時期に肌掛け布団から綿布団へ
5月を目安に、最低気温も15度を下回ることはほとんどなくなります。肌掛け布団では寝苦しくなってくるでしょう。日中の最高気温も25度を超える日が出てきて、暑さを感じることもあります。春の終わりを感じるこのタイミングで綿毛布を使うと快適です。
綿毛布はタオルケットと肌掛け布団の間くらいの保温力をもっています。薄手で軽く、吸湿性にも優れているので寝汗の多い子供にも安心して使える寝具です。本格的に冷え込む時期には心もとないですが、少し蒸し暑かったり、肌寒かったりと微妙な寒暖を感じる5月には微調整がしやすい布団です。
綿毛布一枚で多少の温度の変化は気にせず眠れるようになります。日によって肌寒さを感じることもあるでしょうから、肌掛け布団と組み合わせて使うとよいでしょう。
また、櫻道ふとん店の「お日さまのチカラ」もこの時期にぴったりの毛布です。お日さまのチカラはトルマリンを生地に織り込んだ「温泉綿」を素材にして作った毛布。トルマリンから放出される遠赤外線は、人の体をじんわりと暖めてくれます。
他の暖かさを売りにしている商品の多くは、生地が熱を逃がさないことによって人の体を温めます。ですが、こういった商品は生地も一緒に温めてしまうため、使っているうちに暑さを感じてきてしまうことがあります。
一方、温泉綿を使った毛布は生地自体が熱を持つことなく、遠赤外線のチカラで人の体を温めてくれるので、長時間くるまっていても不愉快な暑さを感じることはありません。お日さまにあたっているような気持ちよさのなか眠りにつくことができます。暑さや寒さに寝苦しさを感じている方にぜひ試していただきたい綿毛布です。
梅雨時期あたりを目安にタオルケットの用意を
5月末から6月になると、梅雨に入り気温も湿度もグンと上がります。梅雨の時期は湿気が高く、保温よりも吸湿性や速乾性の高い布団が役に立つ頃合いです。室温25度になる時期を目安に、毛布類の寝具はしまってタオルケットを使い始めるようにしましょう。
梅雨の時期になると、綿毛布は蒸し暑さを感じてしまい使う機会も減るかもしれません。ですが、日中との気温差が大きいと、寒さを感じる方もいらっしゃるでしょう。夜の室温が20度くらいの日があるのならば、綿毛布も組み合わせて使うとよいです。
さて、タオルケットは綿を使った薄手の掛け布団。かなり薄手の布団なので、生地越しに扇風機の風を感じられるくらい通気性に優れた寝具です。起きた時に汗をかいていたり、暑いせいで無意識に布団を避けてしまっている方にはタオルケットが合います。
暑さで布団をかけず寝ていたものの、お腹を冷やして体調を崩してしまうこともあります。そういったことを防ぐために最低限の保温力を備えた布団がタオルケットです。まさに夏の掛布団の代名詞といってもよい寝具でしょう。
櫻道ふとん店でも、通気性と保温性を両立させた「アイスケット」という商品を取り扱っています。アイスケットは温泉綿で人の体を温めつつ、湿気を溜めないように配慮された作りのタオルケットです。
また、アイスケットの通気性の良さは手入れのしやすさにも繋がります。夏はどうやっても寝始めに汗をかいてしまい、布団に汗が付いてしまうものです。アイスケットならば簡単に洗えて、すぐに乾かせるので、洗濯も簡単です。さらにUVカット機能もあるので、日焼けを気にせずグッスリ眠れます。
アイスケットは遠赤外線の効果で体を万遍なく温めるので、背中や足の裏は汗をかくのに、お腹や足の冷えに困っている、という方にもオススメです。
毛布を出す時期の目安は?
10月を過ぎた頃から、徐々に日の出る時間も減り、肌寒いと感じるようになります。室温が20度を下回る頃を目安に毛布を出して使いましょう。
秋は土地によって冷え込み加減に差があり、衣替えのタイミングに迷う時期です。同じ室温でも湿度が高ければ暑く、湿度が低ければ涼しく感じます。とはいえ、夜は寝ている間に気温も湿度も低くなります。そのことを踏まえると、早めに綿毛布を出しておき、体調や室温に応じて使えるように備えるべきです。
東北地方は秋から冬への移り変わりも早く、室温が15度を下回ることもありますので、本格的な寒さ対策が必要です。羽毛布団や化学繊維素材の毛布などの掛け布団を使いつつ、ボアシーツで敷布団も防寒をして、体を冷やさないようにします。
もう一方の商品「温泉毛布」はほほ笑みケットよりも保温力を高めた真冬向きの毛布です。極細繊維のマイクロファイバー地にすることで熱を逃がさず、温泉綿の体を温める力を最大限に活かします。
毛布を洗濯やクリーニングに出す時期
ここまでは、季節に合わせた衣替えのタイミングをお伝えしてきました。ですが、毛布は定期的に手入れをしないと皮脂などの汚れが溜まってきてしまいます。冬は肌も乾燥し敏感になっていますので、毛布を清潔に保っておくことが重要です。
毛布を洗う場合は、まず毛布の洗濯表示を確認しましょう。ウール製の毛布は熱で縮んでしまいますし、水洗いがダメな毛布もあります。洗濯ができない毛布はクリーニング店に出してキレイにしてもらいましょう。
水洗いが可能な毛布を洗濯する場合は、まず外に干して毛布を叩き、ホコリを取ります。そのあとに洗濯機で洗うようにすることで、効率よく汚れをとることができるでしょう。毛布が洗濯機に入りきらない場合は浴槽に入れて、足で踏み洗いするのも一つの手です。
毛布は手触りも重要なので、洗剤はおしゃれ着用のものなど、仕上がりがいいものを使うようにします。干す時は物干し竿を二本使い、風通しをよくしてしっかり乾かしましょう。しっかりと乾かすためには数日干す必要がありますが、コインランドリーを利用すれば乾燥機も利用して2時間ほどで済ませられます。
しまう時は収納ケースや圧縮袋など、布団用の入れ物に入れて収納します。引き続き使い続ける場合は月に1回、洗濯できる素材であれば月2回洗えると理想的です。寝具を洗うのは手間がかかりますが、洗った後のフカフカの毛布で寝れば、疲れも良く取れるでしょう。ぜひお手入れをしてみて下さい。
まとめ
今回は時期に応じて、しまう時や手入れの仕方を紹介しました。寝具の衣替えは、いい睡眠をとるために欠かせない家事ですが、住んでいる土地やその方の体質によって最適な寝具は異なります。そのため、衣替えに悩んでいる方も多いでしょう。
そういった方には、櫻道ふとん店の温泉綿を使用した布団がおすすめです。遠赤外線の温熱効果で夏も涼しさを損なわずに使えます。もちろん冬にも使える保温性ばっちりの毛布も販売されています。寝付きのいい夜を取り戻したい方は、一度櫻道ふとん店の商品一覧をご覧ください。