タオルケットを使うと涼しいのはなぜ?選び方のポイントも紹介

蒸し暑い夏に、薄手のタオルケットも使いたくないと感じることはありませんか? それはもしかしたら、タオルケットの選び方を間違えているのかもしれません。 正しい選び方をすれば、夏の夜はタオルケットを掛けたほうが涼しく快適に眠れます。 今回はタオルケットを使うメリットや涼しいタオルケットの特徴を解説しながら、タオルケットの選び方と、涼しいおすすめ商品について詳しくご紹介していきます。

 

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タオルケットを羽織らないより羽織ったほうが涼しい理由

タオルケットは「タオル」と「ブランケット=毛布」を合わせた和製英語で、タオル地を使った体に掛けて使う寝具のこと。

タオルケットが涼しい理由や、夏に使うメリットをご紹介していきましょう。

タオルケットを使わないで眠ると肌寒くて風邪をひきやすい

夏にタオルケットを使うべきか悩む人は多いのですが、ぜひタオルケットを使ってください。

「暑さ」を軽減するためには寝具を使わないほうが良いと考えがちですが、夏の寝苦しさの原因は「湿度」が大きな影響を与えています。

私達は眠っている間にコップ1杯分ほどの汗をかきますから、タオルケットなどで寝汗を吸い取らないとムシムシ、ベタベタとして、非常に寝苦しくなってしまうもの。

逆に寝汗が体の熱を奪って、体を冷やしてしまうかもしれません。

快適な眠りと健康を守るためにも、ぜひ涼しいタオルケットを活用しましょう。

タオルケットは吸水性が良い

タオルケットが涼しいのは、吸水性に優れているからです。

気温が高い夏は普段よりも寝汗が増えますが、吸水性の良いタオルケットでしっかり吸い取れば、肌はいつもサラサラでベタベタもしないので、そのぶん涼しく感じます。

薄く織られたタオルケットは速乾性にも優れているため、寝汗で濡れても冷たくなりすぎません。

タオルケットは放湿性に優れている

タオルケットは汗を吸い取るだけでなく、湿度を逃がす放湿性にも優れた寝具です。

いくら吸水性の良い素材でも、吸い取った寝汗がそのまま生地にこもってしまえば重くなり、外気で冷えて体を冷やすモト。

日本の夏はただでさえ湿度が高いので、熱も湿度もこもらないタオルケットは非常に涼しく感じられます。

タオルケットは洗濯ができる

夏は寝具が汗や皮脂で汚れてベタベタとし、これも暑苦しく感じる要因になりますが、タオルケットは家庭の洗濯機で気軽に洗うことができます。

薄手なので干しても乾きが早く、いつでもサラサラした涼しい肌触りを満喫できるのがタオルケットの良いところ。

ただしタオルケットはパイルのループが引っかかって抜けやすく、劣化も早いので、洗濯ネットに入れて洗うなどの配慮が必要です。

なかには色移りしやすい商品もあるので、素材や洗濯方法をしっかり確認しましょう。

使用前に一度タオルケット単品で洗濯をしておくと、安心です。

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涼しいタオルケットの特徴

一口にタオルケットといっても、さまざまな素材が使われています。

素材が変われば涼しさを決定づける肌触りや特性も違うので、タオルケットの素材による涼しさの違いをしっかり理解しておきましょう。

綿素材のタオルケット

天然の綿はタオルケットの素材の主流で、ふんわりとした肌にやさしい質感が特徴です。

綿は吸水性が良いので涼しいのですが、丈夫で繰り返しの洗濯に強いのも魅力の1つ。

適度な保温性もあるため、涼しさを求めるだけでなく肌寒い時期に使うのにもおすすめです。

麻素材のタオルケット

天然素材の麻を使ったタオルケットは、吸湿性と放湿性ともに優れているのが特徴。

綿素材に比べるとふわふわ感がなく、重厚感があります。

シャリッとした肌触りは暑い夏でもべたつき感がなく、涼しいと人気です。

特殊繊維のタオルケット

最近「熱帯夜でも涼しい」と人気があるのが、特殊繊維を使ったタオルケットですね。

冷感素材や接触冷感とも呼ばれています。

主にポリエステルやレーヨン、ナイロンなどの合成繊維が使われていますが、ツルツルとした表面が肌に触れるとひんやりとした涼しさを感じさせる優れもの。

盛夏の時期も快適に眠ることができます。

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おすすめの涼しいタオルケット

素材だけでなく生地の織り方のバリエーションも多く、タオルケットにはさまざまな商品があります。

夏に涼しい、快適に使えるタオルケットを選ぶポイントをご紹介していきましょう。

防臭・消臭がついた肌さわりの良いタオルケット

寝具としてのタオルケットの使い勝手は、肌触りに大きく左右されます。

心地よい肌触りは、眠りやすさに直結する重要な要素。

感じ方は個人差が大きいので、自分が一番気持ち良いと感じる、好みの肌触りを選びましょう。

夏場は寝汗をたくさんかくため、防臭・消臭機能のついた商品がおすすめです。

定期的な洗濯は必要ですが、不快な臭いに悩まされることなく、いつでも涼しく熟睡できます。

吸水・放湿性に優れたひんやりタオルケット

夏に涼しく眠るためには、吸水性と放湿性の高さを重視して寝具を選ぶ必要があります。

寝汗が乾かない、布団にこもって暑苦しいと、朝まで熟睡できません。

吸水性と放湿性とも良いタオルケットを使えば不快な蒸れから解放され、快適に眠ることができるでしょう。

肌触りもひんやりした特殊繊維の商品を使えば、寝苦しい夏場のお悩みも改善するはず。

ぜひ数多くの商品のなかから、自分にあった、涼しいタオルケットを選んでください。

タオルケットは身近なデパートやホームセンターなどでも購入できますが、布団専門店での購入も検討してください。

量販品店では定番の素材や生地の商品しか置いていないことが多いのですが、専門店であれば通年を通して商品数が豊富で、機能の高いタオルケットも扱っています。

そのなかでも暑がりや汗っかきな人、とにかく涼しいタオルケットが欲しいといいう人におすすめなのは、櫻道ふとん店の「氷ケット」です。

「氷ケット」はひんやり効果のある特殊素材を表面に、中には遠赤外線効果のある温泉綿を組み合わせたハイブリット商品。

涼しくても体を冷やすぎないと、根強い人気を集めています。

櫻道ふとん店は腰痛対策敷布団「腰いい寝」でも知られる、老舗のふとん店。

他にもダブルガーゼを使った「ほほ笑みケット」や、柔らかさナンバーワンの「お日様のチカラ」など、タオルケットのバリエーションが豊富です。

タオルケット選びに悩んだら、一度相談してみるといいでしょう。

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まとめ

暑苦しいからと体に何も掛けずに眠ったら体が冷え、風邪をひいたという経験はありませんか?

夏は日中の暑さで体力を消耗しているため、夜にしっかり眠っておかないとすっきりとした目覚めは訪れませんし、体調も悪くなってしまいます。

涼しいタオルケットは夏の健康管理に欠かせない寝具。快適に使える商品を上手に選んで活用してくださいね。