おすすめの毛布の使い方
あなたはその薄さや軽さから、毛布を掛け布団のように使う寝具だと思い込んでいませんか?
実は毛布は体の上から掛けるだけでなく、身体の下に敷くこともできる万能の寝具です。
寒い冬におすすめの毛布の使い方を、4つご紹介していきましょう。
あわせてどんなタイプの人に向いているのか、おすすめの布団素材との組み合わせ方も解説していきます。
自分にとって快適で、一番暖かい毛布の使い方をマスターしていきましょう。
敷毛布
毛布を敷布団の上に敷き、体の下にして使う方法です。
暖かい空気は下から上へと昇るため、この使い方をすると体から放出された熱と暖まった空気が体を包み、朝までポカポカ。
実は一番暖かさを実感できる、万人向けの毛布の使い方だといえます。
体の下に敷く場合は肌に触れる面積が大きくなりますので、できるだけ肌触りの良い、シルクや毛足の長い化学繊維系の毛布を使いましょう。
かぶせ毛布
掛け布団の上から、毛布を被せて使う方法です。
この方法は毛布が蓋の役割をはたすので、体の熱や布団で暖まった空気を逃がしません。
保温性の高い羽毛素材を使った布団と組み合わせるとより効果的で、朝まで暖かさが続いて快適に眠ることができます。
ただし羽毛布団は膨らんで保温効果を高める寝具なので、布団をつぶさない、軽い毛布を選ぶことが大事。
布団からずり落ちてしまっては意味がないので、ずれにくい、ウール毛布を選ぶことをおすすめします。
掛け毛布
掛け布団の内側に毛布を被せて体を覆う、オーソドックスな使い方です。
日本で昔から使われている綿布団や、軽くて安いことで人気の化学繊維の人工綿を使った布団とも相性がよく、ほどよく身体が暖まります。
暑がりの人や秋口にもおすすめなのですが、この使い方は布団の保温効果とあいまって、毛布の内部に湿気がこもりやすいかも。
吸湿性の悪いアクリルなどの化学繊維や、毛足が長すぎる毛布はジメジメとしてかえって眠りにくくなりますので、選び方に気をつけましょう。
サンドイッチ毛布
贅沢に2枚の毛布を使って上下で体を包む、一番暖かい毛布の使い方です。
特に寒がりの人や厳寒期におすすめの方法ですし、敷布団や掛け布団の冷たい肌触りもブロックできるので、布団に入った瞬間のヒヤッとした感触が嫌いな人もぜひどうぞ。
布団に入ってすぐに体が暖まるので寝つきが良くなり、朝まで熟睡できます。
その反面で熱や湿気がこもりやすいので、吸湿性の良いコットン素材を選ぶといいでしょう。
ブランド別のおすすめ毛布
一見同じように見える毛布でも作っているブランドごとに使っている素材や毛の編み込み方が違い、保温性や肌触りなどには違いがあるもの。
中には独自開発した、特別な効果のあるおすすめ毛布を作っているブランドもありますので、ブランドやメーカーから毛布を選ぶという方法もあります。
こちらでは次の代表的な4つのブランドの毛布について、特徴やシングルサイズの価格帯などを解説していきます。
ブランドことのおすすめ毛布についても、しっかり理解しておきましょう。
西川
東京西川といえば1566年創業の寝具大手メーカーで、ウールやシルク、コットンなどの天然素材からアクリル化繊のマイヤー毛布まで、幅広い商品をラインナップしています。
安いものでは2,000円から、高い物であれば10,000円以上もするカシミヤなどの高級素材を使った毛布までと値段も幅広く、数多くの商品の中から自分の好みの毛布が選ぶことができます。
ニトリ
家具やインテリア製品、生活雑貨の大手メーカーのニトリでは、綿100%の天然素材やポリエステルなどの毛布を、2,000~6,000円とリーズナブルな価格で販売しています。
季節商品なので時期が外れると品薄になる傾向がありますが、カラフルで肌触りが良く、デザインの良い商品が多いため、若いカップルや女性からの人気を集めています。
無印
全国に店舗を展開する無印良品ではコットンや麻などの天然素材にこだわった、落ち着いた色合いの毛布を、バリエーション豊かに製造・販売しています。
特に子供や敏感肌の人でも安心して使えるオーガニックコットンの毛布は人気商品で、お値段も4,000~8,000円と、比較的お手頃価格で購入できる魅力があります。
櫻道ふとん店
櫻道ふとん店は昭和8年創業の、老舗の布団専門店。
「腰いい寝」をはじめとする、個人の体にピッタリ合わせた布団を手作りをすることで評価が高いブランドですが、化石サンゴの遠赤外線効果を活用した、独自の「温泉毛布」を製造・販売しています。
高品質なのでお値段が10,000円からと高めですが、身体が芯から暖まると人気があります。
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あなたのタイプはどれ?タイプ別おすすめ毛布
毛布にはさまざまな素材が使われていますし、構造による使い勝手の違いもあるため、たくさんの商品を前にすると、目移りして選びにくいかもしれません。
そんな場合は自分の嗜好や眠りの好み、体質に合った「素材」から選ぶことも検討しましょう。
素材の持つ特徴に注目しながら、自分のタイプにあったおすすめ毛布の選び方を解説していきます。
冷え性タイプ
冷え性や寒がりで毛布が欠かせないといった人には、毛足の長い化学繊維を2枚合わせにした厚手のマイヤー毛布や、キャメルやウール毛布などの保温性の高い天然素材がおすすめです。
ただし化学繊維系の毛布は湿気がこもることで逆に体を冷やしてしまう可能性があるので、毛足が長すぎないものを選びましょう。
暑がりタイプ
毛布は好きだけれど暑苦しいと寝にくいと感じる人は、薄手でも暖かい、天然素材のシルクやコットンを使った毛布はいかがでしょうか。
どちらも肌にやさしく吸湿性が良いので季節の変わり目でも使いやすいですし、汗かきの人も安心して使えます。
肌触り重視タイプ
暖かさ以上に滑らかな肌触りを堪能して眠りたいなら、柔らかなシルクやカシミヤ、アクリルやポリエステルなどの化学繊維系の毛布を選びましょう。
ただしシルクやカシミヤといった天然素材は自宅での洗濯が難しい面がありますし、化学繊維はきちんとしたお手入れをしないと劣化して触感が悪くなりますので、メンテナンスの仕方も考えておく必要があります。
いつでも毛布を手放せないタイプ
滑らかで暖かな毛布にいつまでもくるまってぬくぬくと過ごしたい人には、非常に薄くて軽い、マイクロファイバー製の毛布がおすすめです。
ポリエステル素材の繊維を超極細織りで編み上げたこの毛布はドレープ性の高さが魅力で、寝具として使うだけでなく、リビングなどで体に巻き付けて使うのにも重宝します。
まとめ
毛布は快適な眠りのためにも、なくてはならないアイテムです。
さまざまな素材やタイプがあり、毛足の長さによっても使い心地が違いますし、使い方一つで暖かさもかわるので、できれば自分に合ったものを選びたいもの。
特に冷え性で肌触りにもこだわる人には櫻道ふとん店さんの温泉毛布がおすすめですよ。化石サンゴが織り込まれた特殊な繊維でできているので、遠赤外線が発生し、電気毛布いらず!
朝までポカポカとふかふかが続きます。人気商品なので、ご購入はお早めに!