毛布が落ちて困る!ずり落ちる毛布の対策とは?

夜中にベッドから布団や毛布が落ちてしまって、寒くて目が覚めた…なんてこと、よくありますよね。 「寒いし、いちいち取ってかけ直すのも面倒…」「朝までぐっすり眠りたい!」というその気持ちはよくわかります。 そこで以下で、布団や毛布が落ちないようにする対策法について解説します。

 

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ベッドから毛布が落ちない方法とは?

ベッドから布団や毛布が落ちないようにするためには、ベッド本体が囲いのあるもの、また、ベッドガードなどを効果的に使用するのもひとつの方法です。

さらに、肌に触れる方を毛布にする、また、布団と毛布が接する面は布になる毛布を使用することで、布団や毛布がずれ落ちにくくなります。

それぞれ詳しく説明していきます。

布団用クリップを使う

就寝中に掛布団や毛布が何度も床に落ちてしまうという方におすすめのアイテムが、「布団用クリップ」です。

クリップを掛布団と敷布団、またはベッドのマットレスに挟み込んで使用します。

このクリップは、高級羽毛布団に使用しても布団を傷めることなく使用することができます。

また、アジャスター部分は伸縮性があるため、寝返りをうつ際に布団が動かないなどの心配もありません。掛布団のずれ落ちを防ぎ、快適な睡眠をとるためのオススメのアイテムです。

着る毛布を使用する

就寝中に毛布がずれ落ちてしまうために寒さを感じる方は、「着る毛布」を着用して就寝されることをおすすめします。「着る毛布」なら身体の大部分を毛布が包むので、寒さを感じることなく眠ることができるでしょう。

最近では着る毛布のラインナップも増え、腰部分までの長さや、足首まであるロングタイプなど、様々なタイプがあります。

しかし、温かさを確保することはできますが、毛布が身体に包まれている分、もこもこして動きにくいという一面もあります。着る毛布を着用して眠ってみた方の一部からは、「就寝中に寝返りをうつ際は一苦労する」という声も。

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毛布を敷く順番を変えて落ちるのを防ぐ

軽くて表面がつるつるとした布団は、素材感が肌に触れると心地よくてよく眠れますよね。逆に、毛布は身体に密着するため、その分温かさは感じるものの、就寝中に寝返りをうつことで身体が毛布にくっついてきて動きにくくなる、という側面も持っています。

そこでご提案。

布団をまず最初に敷いて、その上に毛布をかける順番で寝てみてください。

「え、逆じゃないの?」と思いますよね。

なぜこの順番に敷くと毛布がずり落ちにくいのか、以下で解説していきます。

毛布を布団の上に敷く

薄めの布団を使っている場合、布団の下に毛布を敷くという順番では布団と毛布の間に隙間ができてしまいます。そうなると、寝返りをしたときに布団と毛布がずれて、ベッドから落ちてしまうのです。寝相が悪い場合も、布団と毛布の間の隙間が原因で落ちてしまいやすいと考えられます。

この順番で毛布をかけることで就寝中に毛布がずれることを防ぐことができます。毛布がずれることがなくなれば、朝まで温かい布団の中で快適に眠ることができますよね。

これまで朝起きた時にいつも毛布がずれ落ちているという方は、一度この順番で毛布をかけてみてください。

実際、掛布団を身体に密着させることになるため、最初は冷たくひんやりと感じると思いますが、慣れるとより快適に眠ることができるようになります。毛布がずれ落ちて困っているという方ほど、ぜひ、この方法を実践してみていただきたいです。

この時、一点だけ注意があります。

もしも羽毛布団を使用されている場合は、重い毛布を布団の上に敷いてしまうことで羽毛がつぶれる恐れがあります。布団の上にかける毛布は、なるべく軽いものを使用するようにしてください。

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毛布を見直す

毎晩きちんと毛布をかけていても、いつの間にかずれ落ちてしまうという方は、現在使用している毛布と布団との相性が合わないことも考えられます。

その場合、毛布の裏面が天井向きになるように使用してみると良いでしょう。すると、毛並みが布団の生地に引っかかり、就寝中に寝返りをうっても布団がずれ落ちにくくなります。

この時使用する毛布は、カシミヤ素材のものだとつるつると滑り落ちやすくなってしまうため、アクリル毛布やマイヤー毛布などがおすすめです。

毛布の裏面を上面に敷く

毛布は一般的に裏表面によってその毛並みが異なるだけではなく、毛の長さも実は違っているのです。

毛布の裏面は、表面に比べると繊維が短くゴワゴワしています。そのぶん摩擦抵抗が大きいので、毛布の裏面と掛布団とを接触させて敷くと、朝まで毛布がずれ落ちることを防ぐことができます。

毛布の素材を見直す

化学繊維の「アクリル」「ポリエステル」「マイクロファイバー」は、熱が逃げないという特性を持つため、寒さを感じず温かい眠りにつくことができる素材です。

一方で化学繊維には天然繊維のような吸湿性はなく、汗を吸わないために蒸れてしまうという特性も持っています。

そのため、寝ている間の蒸れを解消しようと無意識に布団や毛布をよけた結果、ずり落ちてしまうということに…。

化学繊維の毛布がすぐずり落ちてしまうなら、毛の長めの天然繊維の毛布に変えてみてはいかがでしょうか。

もしくは、よりあたたかい毛布に変えるという選択肢もあります。

布団と体の間の隙間を埋めることができて、かつあたたかさを感じられる素材の毛布であれば、ベッドに入った瞬間から朝まで快適に寝ることができます。

たとえば、櫻道ふとん店の「温泉毛布」は、化石サンゴを繊維にしみこませてあるために天然の遠赤外線効果を発揮する毛布です。冷え性のひとにもかなり好評とのこと。

こうしたあたたかく快適な素材に変えてみることで、毛布のずり落ちを防げるでしょう。

櫻道ふとん店の温泉毛布の詳細はこちら:

https://www.sakuramichi3776.co.jp/category/ONSENMOUFU/

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まとめ

毛布がずり落ちないようにする方法として、以下を紹介しました。

・布団用クリップを使用する

・毛布と布団をかける順序を変える

・毛布の裏面と表面を変えてみる

・毛の長い天然繊維や、あたたかく快適な素材の毛布に変える

これらの方法で、毛布がベッドの外に落ちてしまって寒い思いをすることがかなり減るはずです。

ぜひ試してみてくださいね。