コインランドリーの乾燥機に毛布は入れてもいい?

毛布はかさばるので、自宅の洗濯機で洗う場合は1枚ずつで洗うことが多いです。そうすると、家族4人の場合は、4回も洗濯をしなければならないことになります。干す場所にも困りますよね。 コインランドリーなら、洗濯から乾燥まで一気に仕上げることができます。しかし、そこで気になるのが、コインランドリーの乾燥機に毛布を入れても、痛むことはないかということ。 そこで、コインランドリーで毛布を乾燥させるときの注意点や料金、乾燥にかかる時間について具体的に紹介します。

 

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コインランドリーの乾燥機に毛布は入れても大丈夫か?

コインランドリーの乾燥機で扱える毛布かどうかは、素材で判断します。

アクリルや化学繊維、綿毛布ならば乾燥機に入れても大丈夫です。ポリエステルは、熱や摩擦に弱い素材なので、乾燥機の温度に注意すれば乾燥することができます。

ウールは縮んでしまう可能性があるので、乾燥機に入れてはいけません。特にウール100%の毛布は、乾燥機の高熱で簡単に縮んでしまいます。

洗濯表示を確認

コインランドリーに毛布を持っていく前に、自宅の毛布の洗濯表示を確認してみましょう。

乾燥機に対応しているかどうかを確認するには、乾燥マークを見てください。乾燥マークの表示は、四角の枠の中に丸が描かれているマークです。丸が描かれている場合は、コインランドリーの乾燥機に入れることができます。

四角の枠の中に×印がついていれば、乾燥機は使用できません。

その他にも「タンブラー乾燥はおさけください」と表示されている場合もあります。

コインランドリーの乾燥機のように、熱を加えて回転させて乾燥させることを、タンブラー乾燥といいます。この表示の毛布も、乾燥機に入れることはできません。

シルクやウール素材の毛布は、基本的にはコインランドリーで洗濯や乾燥ができない素材になっています。

洗濯表示が無い毛布については、アクリルやマイヤーなどの化学繊維であればコインランドリーで乾燥させることができます。乾燥させるときは低めの温度に設定しましょう。

乾燥機を使用するときの注意点

コインランドリーの乾燥機を使用するときには、温度設定に注意してください。コインランドリーの乾燥機は、自分で温度設定できるようになっています。

洗濯表示の乾燥マークの四角の枠の中に丸がついている場合は、乾燥機に入れることができ、丸の中に点が1つあるものは低温でタンブラー乾燥ができるという表示です。低音とは、60度以下のことをいいます。

丸の中に点が2つあれば、80度までの高温でタンブラー乾燥ができるという意味です。

毛布は熱に弱い素材が多いので、高温に対応している毛布でない限り、縮みを避けるために60度以下の低温で乾燥することをおすすめします。高温で乾燥してしまうと、毛布が縮んだり、ゴワゴワになって肌触りが悪くなったり、毛玉ができたりすることもあるので注意が必要です。

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コインランドリーの乾燥機料金と時間はどのくらい?

コインランドリーの乾燥機料金と乾燥にかかる時間は、毛布の容量や店舗によって変わってきます。

コインランドリーで乾燥機を選ぶ時には、一回り大きめの乾燥機を使うことを心がけましょう。

大きめの乾燥機を使えば、ドラムの中で毛布が広がる余裕ができます。そうすると、温風が毛布全体に当たることになり、その分早く乾かすことができるのです。乾燥時間を短縮するこができるようになるのです。

乾燥機料金の目安

乾燥機料金は、毛布の容量や店舗によっても料金が異なります。

毛布の重さは、アクリル素材のシングルサイズの毛布で3kgほどです。毛布を何枚乾燥させるかによって乾燥機の大きさが異なってきます。

およそ以下のような料金を想定しておくと良いでしょう。

容量が14㎏の小さいサイズの乾燥機ならば、8分で約100円。

容量が25㎏の大きいサイズの乾燥機ならば、6分で約100円。

毛布が複数枚ある場合は、1度に乾燥してしまった方が、料金が安くて済みますね。とはいえ、詰込みすぎには注意してください。

乾燥機時間の目安

乾燥機時間も、毛布の容量や店舗によっても料金が異なります。

以下の時間を目安にして考えておきましょう。

毛布1枚で約30分~40分。

毛布2枚で約40分~50分。

生乾きを防ぐためには、多めの時間を選んでおいた方が無難です。

自宅で天日干しで乾かすよりも、とても早く乾燥できることになります。それに、毛布がふわふわの触り心地に仕上がるのも嬉しいですね。

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コインランドリーに持っていくのが面倒!他の方法は?

コインランドリーが便利だと分かっていても、毛布を持っていくのはちょっと面倒ですよね。毛布はかさばるので、車でないと運ぶのは不便です。

自宅で洗う方法としては、

・洗濯機で洗う

・浴槽で足踏み洗いする

という方法があります。

クリーニングを利用するという手もあります。宅配クリーニングを利用すると、自宅まで取りに来てくれ、クリーニングが出来上がったら自宅まで配達してもらえるのでとても便利です。

自宅の洗濯機ではなく浴槽で洗い天日干し

毛布を浴槽で洗う方法は、浴槽に40度くらいの毛布が浸かるくらいのお湯をはり、オシャレ着洗い用の洗剤をキャップ一杯入れてかき混ぜます。

毛布を浴槽に収まるくらいの大きさにたたんで、浴槽に浸けて足で踏んで洗っていきます。

洗いながら、何度か水を変えてすすいでください。毛布全体にシャワーで水をかけると早くすすぐことができます。その後は、毛布の水をできる限り踏み出して脱水し、天日干しにして完了です。

宅配クリーニングを利用する

宅配クリーニングは毛布を専用のボックスや袋に詰めておくと、家まで取りに来てくれます。クリーニングが終わったら家まで届けてくれるので、毛布を運ぶ手間が省けて便利です。

毛布は夏場には使わないことが多いので、かさばる上に収納の場所に困りますよね。宅配クリーニングでは、毛布を使わない時期はお店に預けておくことができる長期保管サービスがあります。

毛布を使いだす秋口までに適切な環境で保管してもらえるので、自宅の押入れに閉まってカビを生やす心配もありません。

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まとめ

コインランドリーの乾燥機で毛布を乾燥させる時には、毛布の素材や洗濯表示をよく確認してください。

毛布の素材がアクリルや化学繊維、綿毛布であればコインランドリーの乾燥機に入れることができます。

コインランドリーの乾燥時間はシングルの毛布1枚であれば30分~40分位、乾燥料金は8分で100円位なので、40分乾燥しても500円位で済むのでとても経済的です。

毛布をコインランドリーまで持っていくのが面倒な場合は、自宅の洗濯機で洗う、自宅の浴槽で足踏み洗いをして天日干しにする方法もあります。

宅配クリーニングを使うと毛布を持ち運ぶ手間も省けますし、毛布を使わない時期は預かってもらえるサービスあるので便利です。